【簿記】「貸倒引当金」を計上する理由

【日商簿記3級】合格するための攻略ポイント

【日商簿記2級】合格するための攻略ポイント

財務諸表

会社は、毎年一回、財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書など)を作成して、一年間の成績を税務署や株主などに報告しなければなりません。

そして、この財務諸表は、税務署や株主だけでなく、これから株主になろうとしている人やこれから会社にお金を貸そうとしている銀行などにも見られることになります(上場会社の財務諸表は、それぞれの会社のホームページにアクセスすると、誰でも見ることができます。)。

財務諸表を見て、この会社の株主になっても大丈夫なのか、この会社にお金を貸しても大丈夫なのか、を判断するのです。

そのため、財務諸表は、一年間の成績のみならず、来年・再来年に起こりうる危機なども確認できるものでなければなりません。

【貸借対照表・損益計算書】どちらにも計上できない勘定科目とは?

「貸倒引当金繰入」と「貸倒引当金」

例えば、来年、売掛金が回収できない可能性が高く、来年、下の画像の仕訳処理を行うことが予定されていてる場合、

貸倒損失の仕訳

この情報を、今年の財務諸表に反映させる必要があるのです。

【簿記】「貸倒損失」って何?

しかし、今年の時点では、売掛金が回収できないことが確定したわけではないので、今年は、上の画像の仕訳処理を行うことができないのです。

そこで、今年、下の画像のように、貸倒引当金繰入と貸倒引当金という勘定科目を使って仕訳処理を行い、今年の財務諸表を見れば、来年以降売掛金が回収できない可能性があることを確認できるようにするのです。

貸倒引当金の仕訳

合わせて読まれている記事

スポンサーリンク