【簿記】「小切手」と「送金小切手」の違い

[簿記3級]仕訳問題一覧

小切手

小切手とは、振出人(発行人)が受取人にお金を支払うことを約束した証券(紙)です。

小切手を振り出すには、当座預金口座を開設しなければなりません。

これに対し、小切手の受け取りに、当座預金口座を開設する必要はありません。受け取った小切手を銀行に持って行くと、すぐにお金(現金)と交換してもらえます。

【簿記】「普通預金」と「当座預金」の違い

例えば、A社がB社から商品を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払う場合、

A社は、当座預金口座を開設しなければなりませんが、

B社は、当座預金口座を開設する必要はありません。

なお、万が一、A社が倒産した場合、B社が受け取った小切手は、お金(現金)と交換できないときもあります。

【簿記】「他人振出小切手」って何?

送金小切手

送金小切手とは、上記の小切手と全く同じ証券(紙)ですが、

違いは、

振出人が銀行である点です。

例えば、A社がB社から商品を仕入れ、代金は○○銀行振り出しの送金小切手で支払う場合、

A社は、○○銀行に行って、○○銀行振り出しの小切手を購入します(○○銀行にお金を支払って小切手を発行してもらいます)。これが送金小切手です。そして、この送金小切手をB社に郵送します。

注)A社は、○○銀行で送金小切手を購入する際、手数料を支払わなければなりません。

B社は、受け取った小切手を銀行に持って行くと、すぐにお金(現金)と交換してもらえます。

送金小切手の場合、A社もB社も、当座預金口座を開設する必要はありません。

なお、万が一、A社が倒産しても、送金小切手の振出人は○○銀行であるため、○○銀行が倒産しない限り、B社が受け取った小切手はお金(現金)と交換することができます。

前受収益と前受金の違い

このように、送金小切手の場合、

A社は、当座預金口座を開設しなくて済みますが、手数料を支払わなければならず、

B社は、○○銀行が倒産しない限り、お金を受け取ることができる、

という特徴があります。

送金小切手は、インターネットを使って遠隔地から商品を仕入れる場合など、代金の支払いに利用されています。

なお、送金小切手の仕訳については、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧下さい。

【簿記】「送金小切手」って何?

【仕訳問題】商品を販売し、代金を郵便為替証書と他人振出小切手と送金小切手で受け取った場合

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