【簿記】(日商・全経・全商)3つの違いは?就職にはどれ?

簿記の検定試験には、

日商簿記

全経簿記

全商簿記

の3種類があります。

これらは、試験を主催する団体が、下記のように異なります。

日商簿記

日本商工会議所

全経簿記

全国経理教育協会

全商簿記

全国商業高等学校協会

どんな問題が出るの?

日商簿記と全経簿記は、簿記の基本のみならず、経理の仕事で行われていることを題材にした実務色の強い問題が出題されます。

そのため、試験勉強をすると、経理の仕事に役立ちますし、お金の管理が上手になります。

また、税理士試験や公認会計士試験などの難関国家試験に挑戦するための基礎を固めることができます。

これに対し、

全商簿記は、商業高校などで使われている簿記の教科書に基づいた、簿記の基本を確認するための問題が出題されます。そのため、試験に合格すると、大学や短大などの推薦入試で有利になります。

難易度は?

日商簿記には、

1級

2級

3級

初級

の4種類の試験があります。

【日商簿記】「初級」が創設され、「4級」が廃止へ

全経簿記には、

上級

1級 商業簿記・会計学

1級 原価計算・工業簿記

2級 商業簿記

2級 工業簿記

3級 商業簿記

基礎簿記会計

の7種類の試験があります。

全商簿記には、

会計

原価計算

2級

3級

の4種類の試験があります。

注)全商簿記は、会計と原価計算に合格すると、1級取得になります。

難易度は、下の表にまとめました。

難易度 日商簿記 全経簿記 全商簿記
難しい 1級 上級  
  2級 1級 1級
普通 3級 2級 2級
  初級 3級 3級
簡単   基礎  

試験日程と受験料

簿記の検定試験は、国家試験ではありませんので、受験料が高額なものもあります。

国家試験である税理士試験の受験料は1科目3,500円ですが、簿記の検定試験には、受験料が2倍以上かかる級もあります。

最新の試験日程と受験料は、下記の記事にまとめてありますので、お早めにご確認下さい。

【日商簿記】試験日程と受験料

【全経簿記】試験日程と受験料

【全商簿記】試験日程と受験料

仕事に役立つのは?

実務色の強い問題が出題される日商簿記や全経簿記を勉強すると、経理の仕事に役立ちます。日商簿記なら2級以上、全経簿記なら1級以上の試験に合格すると、どんな会社に就職しても、経理の仕事でつまずくことはないと思います。

就職に有利なのは?

簿記の検定試験には、日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類がありますが、最も有名なのは日商簿記です。

会社の採用担当者のなかには、全経簿記や全商簿記の存在を知らない方もいます。簿記といえば日商簿記と思っている方がいるのです。

そのため、全経簿記や全商簿記よりも、日商簿記(2級以上)の合格のほうが、より多くの会社の採用担当者に、簿記の実力を理解してもらえ、就職に有利だといえます。

簿記が学べる資格スクール

合格実績が高く、全国に展開している大手資格スクールは、下記の4校になります。どの資格スクールも通学講座の他に通信講座も設けているため、お忙しい方やお近くに校舎がない方でも、効率良く学習することが可能です。

資格の大原

資格の学校TAC

資格スクール大栄

LEC東京リーガルマインド

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