【簿記】「貸付金」って何?

[簿記3級]仕訳問題一覧

貸付金

取引先の会社が資金不足に陥った場合などに、お金を貸し付けることがあります。

そして、お金を貸し付けた場合の仕訳処理には、勘定科目に「貸付金」を用います。

【簿記】「前払金」と「仮払金」の違い

貸付金は資産?

お金を貸し付けた場合、将来、返してもらえます。

したがって、貸付金は、将来、お金として会社の役に立つもの(自由に使えるもの)であるため、現金預金売掛金などと同様に「資産」に該当します。

【簿記】「クレジット売掛金」って何?

【簿記】「有形固定資産」と「無形固定資産」の共通点と相違点

お金は、タダでは貸さない?

お金を貸し付けた場合、通常、利息を受け取ります。

利息を受け取って儲けるのです。

そして、利息を受け取った場合の仕訳処理には、勘定科目に「受取利息」を用います。

【簿記】「利払期日が到来した公社債の利札」って何?

受取利息は収益?

受取利息は、会社の利益になるものであるため、「収益」に該当します。

受取利息の計算方法

1年分の受取利息は、貸し付けた金額に、年利率を乗じて計算します。

なお、1ヶ月分の受取利息は、1年分の受取利息を12ヶ月で除して計算します。

注)年利率は貸付契約により様々です。そして、簿記の検定試験では、問題に年利率が記載されています。年利率は暗記するようなものではありません。

仕訳

貸付金と受取利息の仕訳処理を確認したいと思います。

仕訳1

「A社は、B社に対し、貸付期間6ヶ月、年利率2%(利息は返済時に受け取り)という契約で、3万円を現金で貸し付けた。」

貸付日のA社の仕訳は、下記のとおりになります。

貸付金の仕訳

【簿記】(勘定科目・相手勘定科目)って何?

借方は、貸付金(資産)の増加、

貸方は、現金(資産)の減少、

になります。

【簿記】「現金過不足」って何?

仕訳2

「返済日となり、A社は、貸付金と利息を現金で受け取った。」

返済日のA社の仕訳処理は、下記のとおりになります。

貸付金と受取利息の仕訳処理

【複式簿記】(借方が左・貸方が右)コレを簡単に覚える方法

借方は、現金(資産)の増加、

貸方は、貸付金(資産)の減少と受取利息(収益)の増加、

になります。

なお、受取利息の計算は、貸付金額3万円に年利率2%を乗じて一年分の利息600円を算出し、これに6ヶ月/12ヶ月を乗じて、6ヶ月分の利息300円を算出します。

合わせて読まれている記事

スポンサーリンク