【簿記】「支払手形」って何?

[簿記3級]仕訳問題一覧

支払手形

手形とは、将来の特定の日に、お金を支払うことを約束した証券(紙)です。

そして、支払手形とは、商品の購入などをして振り出した(相手に渡した)手形をいいます。

注)手形を振り出すには、銀行で、当座預金口座を開設しなければなりません。

支払手形のメリット

例えば、寿司屋が魚屋から3万円分の魚を仕入れ、代金は手形を振り出して支払った場合、寿司屋が振り出した手形を「支払手形」といいます。

仕訳で示すと、下の画像のとおりになります。

商品仕入れ時の仕訳画像

借方が、仕入(費用)、

貸方が、支払手形(負債)、

になります。

寿司屋は、魚を仕入れた日に、上記の仕訳処理を行います。

そして、寿司屋は、魚を仕入れてから(手形を振り出してから)2~4ヶ月後に、自分の当座預金口座から魚屋に仕入代金を支払うことになります。

仕訳で示すと、下の画像のとおりになります。

支払手形の満期日の仕訳画像

借方が、支払手形(負債)、

貸方が、当座預金(資産)、

になります。

寿司屋は、2~4ヶ月後の仕入代金支払日に、上記の仕訳処理を行います。

なお、2~4ヶ月後の仕入代金支払日は、「満期日」と呼ばれています。

ここまでのところを、下の画像にまとめました。

支払手形の具体例

上の画像の①②が魚を仕入れた日、③④⑤が2~4ヶ月後の仕入代金支払日になります。

寿司屋は、仕入代金の支払いを手形にすることで、お金の支払いを2~4ヶ月後に先延ばしすることができます。

したがって、支払手形には、現在、お金がなくても商品を仕入れることができるというメリットがあります。

なお、魚屋の仕訳については、下記の記事にまとめてありますので、よろしければご覧下さい。

【簿記】「受取手形」って何?

支払手形は負債なの?

支払手形は、将来、お金を支払わなければならないものですから、買掛金や借入金などと同様に「負債」に該当します。

【簿記】「買掛金」って何?

【簿記】「借入金」と「社債」の違い

小切手と手形

小切手と手形は、当座預金口座を開設しなければ振り出すことができない点で、共通しています。

【簿記】「当座預金」って何?

【簿記】「小切手」と「手形」の違い

買掛金と支払手形

買掛金と支払手形は、商品を購入しても、直ぐにお金を支払わずに済む点で、共通しています。

【簿記】「買掛金」と「支払手形」の違い

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